やってみよう!WEBサイト制作第2弾 #02 WEB制作の企画

WEB制作
目次

WEB制作の企画

WEBサイト制作のにおいて、納品までの第一歩目にあたる制作の企画編です、どのような種類の資料をどのタイミングで作成していくかで作業効率が変わってきます。それではやってみましょう。

企画書

クライアントとの契約前の段階で作成するのが企画書です。その名の通り、どのようなサービスを提供できるのか提案するための資料となります。初回のヒアリングなどをもとに作成します。実際のプロジェクトはこの段階の企画どうりには進みませんが、案件を受注できるかどうかが決まる大事な資料となります。

見積書

企画提案した内容通りにサービスを提供した場合にどれくらいの料金になるのか、企画書のコンテンツの一つとして作成します、何にどれくらいの料金がかかっているのか細かく内訳を記しておくことでクライアントの納得感が大きく変わります、企画書通りならどれくらいの手間(具体的な作業時間)がかかるか、エンジニアやデザイナーにヒアリングしながらまとめていきましょう。実際にプロジェクトが進行していくと制作の内容が変更になることが多々あります、この時点の見積書がすべてではありませんがクライアント側で予算のイメージがしやすくなります。

デザイン提案

基本的には案件受注後の詳細な部分の打ち合わせをおこなった後に作成するものですが、デザイン性を重視したサイトにしたい場合受注前にある程度のデザイン提案ができたほうが案件受注につながりやすいでしょう。

デザイン提案の内訳

コンセプト

サイト設計のための軸となるコンセプトをまとめた資料です、クライアントのブランドイメージを作るうえで大切な指針となります。デザインを進めていくと必ず迷いがでてきますがそのときに確認すると判断に迷わなくなります。

デザインカンプ

デザインの完成見本のことです。数案求められる時はデザインギャラリーサイトなどから近いものをピックアップするということをしますそのなかからクライアントに希望のデザインを選んでもらうのが一般的です。

ワイヤーフレーム

ワイヤーフレームはWEBサイトのレイアウトを決定するための設計図のことです。どこに、なにを、どのように配置するかを明らかにするディレクション作業です、WEBディレクターといわれる方の作業になります。ワイヤーフレームも受注前に企画書のコンテンツにラフ案を盛り込むことがあります、例えば、サイトのリニューアルなどで、なにを、どのように変更したいかが明確な場合です、クライアントがイメージつきやすければつきやすいほど案件獲得につながりやすくなりますので、手間を惜しんではいけません。

企画書の作り方5ステップ

  • ヒアリング
  • 現状調査
  • 提案
  • 構成
  • デザイン

 

1.ヒアリング

弊社の場合お問い合わせがありましたら約一時間ほどヒアリングを行います。現状と理想についてヒアリングを通して明確にしていきます(受注後にはさらに回数を重ねます)ここで大切なことはクライアントはこんなことを望んでいるのではないかという仮説を立ててみることが大切です。

2.現状調査

その業界の現状を知ることから始めます、なにが流行っているのか競合他社のWEBサイトなどを徹底的にサーチします。リニューアルの場合などはgoogleアナリティクスなどをみせてもらうとデータをもとに分析できるので仮説をたてやすくなります。

3.提案

現状調査で理想と現実のギャップを把握出来たら問題を解決するためにどのような方法をとるのか決めましょう。

4.構成

提案の内容が固まってきたら企画書の構成を整理しましょう。ポイントはしっかり話の見出しを付けてストーリーを作ることです。今何を話しているのか明確にすることでクライアントの集中を切らさずに話を聞いてもらえます。

5.デザイン(企画書の)

最後に一つの資料にまとめます。内容をただずらりと並べて書くのではなくデザインにも気を配りましょう。図解やフォントを工夫するだけで企画書の読みやすさが上がり、相手にも伝わりやすくなります。